Back To Cali

かなり澄んだキレイなグレープフルーツ香。ピール感もしっかり香りの中にあり、香りだけでジューシーで唾液がじわっと現れる。甘味と絶妙に丸みを帯びた酸に奥に潜むピール感のある苦味。液体を口に含むとかなりドライでかなり松脂香が口全体に広がるパンチの効いた苦味を舌の上にしっかり残して2秒ほどでスーッと消えていく。温度が上がるとどんどんとスルスル飲みやすくなる。ちょっと蜂蜜の様な香りの底が深くて丸い甘味がグッと舌と鼻腔を楽しませる。香りにも蜂蜜の様な香りがグッと上がって来て、少しだけ酸があってハニーシトラス香といっていいのか、そんな面白い香り。お茶や紅茶の様なドライに舌の上を掃除するような渋みににた苦味が舌全体に広がり、酸をのどの奥に少しつっかえた感じに残りながら舌の上をざらつかせる。ボタニカルな香りも混じり、深みを増しながら液体はあっさりしていくこのあまりにも違う深みに温度差を楽しめる液体。そして、最後にもう一度グレープフルーツ香が帰ってくる回収劇。明らかにヤヴァイ！？いやたまたまか？！めちゃくちゃ面白い液体なので、ゆっくり変化を味わってゆっくりこの子をたしなんでもらえるとこの面白い変化に気づいても…。あ～でもこれは自分の楽しみにとっておこうかな？乾杯